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   2016.03.23.
   インドネシア高速鉄道:建設許可・5km区間のみ!  
   
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残る137kmの区間・買収めど立たず!
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中国は無期限延期を心配!
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 インドネシアメディアは、インドネシア国土交通省は、中国が受注したジャカルタ―バン ドン間142kmの「インドネシア中国高速鉄道」に対し、設計図が提出された5kmの区 間の建設認可を出した。残る137kmの区間については必要資料が提出され次第、順次審 査するという。
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 同社は認可を得た区間の工事を近く始める予定で、2019年初旬に完工、同年5月に開 業するとしている。だが、残る区間の認可がいつ出るのかがはっきりしない上、用地買収のめども立っておらず、計画の先行きにはなお不透明感が漂う。
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 同計画では今年1月に着工式典が行われたが、運輸省の許可が下りず、工事は始まっていなかった。
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 これまでも、非公式には、5km区間の建設許可は出されていたと言われており、すで に起工式が、1月21日に行われているため、ジョコ大統領のメンツを保つために5kmだ けの建設許可を公表したようだ。
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 工事が始まってしまえば、残る137kmの区間について不完全な建設許可申請でも、 なし崩し的に建設許可が出るのではと危惧されている。
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  大幅に着工が遅れている中国が受注した高速鉄道計画(ジャカルタ―バンドン間・約 142Km、2019年開業)について中国メディアは、1月21日の起工式から数日後に、インドネ シアの国土交通大臣の指示で、(審査書類が全て提出されていないことは伏せて)建設審査が 滞っている。メキシコと同じ失敗に陥る可能性があると危惧感を伝えた。
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 メキシコの失敗とは、メキシコーケレタロ間・約210kmの高速鉄道計画のこと。発 注は勝ち取ったが、贈収賄疑惑などが表面化し、2014年11月にメキシコ政府は発注を撤回し、この計画を無期限に延期してしまった。
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 インドネシアとメキシコの高速鉄道計画の類似点は、中国側が受注競争に参入してから 決定までのタームが短期間だったと説明。
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 中国の高速鉄道輸出事業について、嫉妬心から日本と米国がタッグを組んで相手国に圧 力をかけて中国の妨害をしていると論じている。
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