アクセスカウンター
   2016.04.05.
   森林組合不正受給:佐賀県に補助金・5878万円返還!  
   
.
 3月末に返還が済んだ!
.
.
 富士大和森林組合が補助金を不正受給していた問題で、佐賀市は、佐賀県に5878万円 を返還すると発表した。市は組合に対し2016年3月末までに同額の返還を求める。組合 は市に返還の意思を示しているものの、厳しい運営状況で資金が工面できるかどうかは不透 明な状況だったが、森林整備事業の補助金を不正受給していた問題で、組合が佐賀市から返 還を求められていた5878万円を納付したことが4月1日、分かった。いったんは断られ た金融機関からの融資を、事業計画を見直すなどして受けられた。杉山組合長は「不正は二 度とあってはならないことで、業務体制の見直しで信頼回復に努めたい」と話している。
.
 市によると、納付は3月31日付。組合は昨年11月の総代会で、返済額のうち約3千万 円を不正受給当時の役員・職員約50人が負担し、残り約2900万円を融資で賄う決定を したが、金融機関に融資を断られていた。その後、事業計画を見直し、「5カ年計画で経営 改善策を示して(金融機関の)理解が得られた」(杉山組合長)という。
.
 市森林整備課は「市の監督責任があった。事務手続き面でのアドバイスなど支援体制を整 える」と再発防止策を示した。
.
 富士大和森林組合は2009~11年度の3年間、必要書類の作成を怠るなどして国の補 助金8550万円を不正に受給。窓口となった市は、時効分の約1700万円を除いた全額 をことし3月末までの返還を求めていた。
.