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   2016.05.11.
   中国海軍・機雷:海軍大学校の09年の論文!  
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機雷情報の原点は09年リポート!
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2009年6月に発表「中国の機雷戦」-人民解放軍海軍の「暗殺者の戦棍」能力-は、米国 海軍大学の中国海洋研究に関する3番目の研究成果として発表。以下は、抜粋内容。
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1996年から2006年の間に中国海軍は、30隻以上の潜水艦の引き渡しを受けてきた 。これらには2隻の新型原子力潜水艦を含み、改良した宋型ディーゼル潜水艦と元型ディーゼル潜水艦は、一部のレポートによると米国の情報機関を驚かせるものだった。2 この野心的な海軍建造計画に加えて、中共は、2005年から2006年の間に8隻もの極めて優れたK級潜水艦を関連武器類と共に受領し、これらは既に運用されていた4 隻に追加すべく2002 年に購入したものであった。海南島の新しい原潜基地は、より広範にわたる中国の潜水艦作戦の新たな時代を予告するものかもしれない。
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人民解放軍海軍の戦略家達は、機雷は「敷設し易くかつ掃海し難く、その隠された潜在能力は強固であり、その破壊力は高く、その脅威の有用性は持続する」ということを力説している。中国の攻勢的機雷戦略の主要目的は、「敵の基地、港湾及び海上交通路の封鎖・妨害、敵の海上輸送能力の破壊、(敵)戦闘艦艇の機動力の攻撃又は制約並びに敵の戦闘力の消耗及び損傷」であろう。将来の沿岸戦では、「機雷が、全ての海軍、特に空母戦闘グループと潜水艦にとって、主な脅威の構成要素となる」と言われている。さらに、この重点指向は、「他の戦闘任務の分野に比べて米海軍の機雷戦能力が極端に脆弱である」とする人民解放軍海軍の評価と符合するものである。中国海軍の戦略家達は、世界第2次大戦以来18隻の戦闘艦を失うか或いは大きな被害を受け、14隻が機雷による攻撃であったことを特筆している。
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中国のドクトリンに関するテキスト・ブックでは、「我々は、機雷を全面的に使用すべきであり、・・・・これにより敵の港湾や海上交通路に対して大規模な機雷敷設を行わせることができる」と明言している。
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機雷戦能力は、秘匿し易く、それ故、人民解放軍海軍にとって真の意味での「暗殺者の戦棍」米国の隠喩では「銀の弾丸」【訳者注:狼男や悪魔を一発で撃退できるという意味が転じて、何かの事象に対する対処の決め手、特効薬、強い相手を封じ込める方法を意味する。】 を構成するのであり、人民解放軍海軍自身を含むある中国語を出典とする言い回しは、明らかに機雷戦に当てはめられるのである。人民解放軍海軍は、機雷に重い信頼を置き、既に台湾及びその他の西太平洋海域における非常に重要なSLOCを封鎖・遮断することが十分にできる。
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ある中国のアナリストが2004年に中国の公式な海軍新聞(人民海軍)に、米中紛争の際に考え得る機雷敷設戦の役割を(次のように)記述している。

米国は、補給のため海を経て移動する必要がある。しかし、中国はイラクではない。中国は高度な機雷を保有している。・・・これは、米国の海上輸送に対して致命的な脅威となる。・・・台湾海峡で紛争が勃発した場合、人民解放軍海軍は機雷を敷設することができるだろう。対潜水艦戦を実行しようとする米艦艇は、先ずその海域をクリアーにするため掃海しなければならないであろう。米国が湾岸戦争で戦った時、全てのイラクの機雷を掃海するのに半年以上も費やした。従って、人民解放軍が敷設する(するかもしれない)機雷の全部を掃海することは、米軍にとって容易ではない(であろう)。
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中国の現用機雷の在庫には、必殺兵器が幅広く勢揃いしている。公表され秘密扱いを受けていない在庫目録では、5万から10万個規模の武器(機雷)が推定される。しかしながら機雷の備蓄は容易に隠すことができることに注目すべきであり、従ってこれらの推定は慎重に扱う必要がある。
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人民解放軍海軍は、急速な機雷戦の開発を支えるため、常に海外の装置、技術及び専門的知識を模索している。しかし、中国は、単に進んだロシアや他の外国の機雷を取得するだけに甘んじているわけではない。広範な科学・技術革命の一環として、中国は多くの有望な機雷戦に関する研究成果を獲得してきた。現在進行中の研究開発の焦点は、中国が深深度上昇機雷の効率強化と開発に切実な関心を寄せていることを証明している。
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中国のアナリスト達は、米海軍の開発のあらゆる側面について注意深くフォローしており、絶えず米国の脆弱性を探し続けている。青島海軍潜水艦学院の確率論的な対機雷戦の意思決定及び海軍工程大学の水圧機雷のトリガー・パラメータの研究作業を含む中国の広範囲な機雷探知に関する研究開発もまたこの分野に適用される。
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人民解放軍海軍は、機雷を伴った訓練を重視している。人民解放軍海軍に関する専門家バーナード・コールは、多くの海軍の中の彼らのカウンターパートとは異なり、中国の水上戦闘部隊は、毎年機雷敷設を訓練しているが、その訓練が実際にはどの程度広範囲にわたるものなのかについては分からないと言っている。
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中国海軍は、潜水艦戦の最も基本的な要求事項として潜水艦からの機雷敷設を考えている。機雷敷設は、最近強化された中国潜水艦部隊の訓練として必須の構成要素になり、その訓練では乗組員が、地域的な環境条件、水路及び気象条件に順応する訓練に、多様性を広げ徐々に挑戦すべく務めている。
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人民解放軍海軍の機雷戦ドクトリンの広範な概要を描くことができる。その様なドクトリンの普及に適当な一つの討論の場が、中国の機雷戦ジャーナル「機雷戦と自艦防御」である。ドクトリンの概要は、依然として不透明である機雷戦を含む全ての中国の軍事プログラムに対して、補足的な説明に過ぎない。以下は、中国の機雷戦に関する著作の中に繰り返し表れた語句から導出したものである。
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1「易布難掃」(敷設は易く、掃海は難しい)
攻勢的機雷敷設の利点を端的に表したこの表現は、中国の書物の中で機雷戦に関して普遍的に使われているものである。このことは海軍作戦の歴史的分析と傾向に基づき強い信念となり、機雷敷設戦の発展性が対機雷戦の発展の歩調をかなり外してきたこと、そして、この状態が続くであろうことに影響している。これは中国の機雷戦の原則をなす核心的な動機付けであり、そしてまた、対機雷戦が米海軍の決定的な脆弱性を代表するものだとの明確な評価を形成している。対機雷戦においても米海軍が人民解放軍海軍に技術的に勝っているが、初歩的な算術計算でも対機雷戦は依然として努力を要するものであり、すべての海軍にとって資源の集中を要することも変わらない。
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2 「不惹人注意」(人に注意を惹かない)
機雷敷設戦と対機雷戦は、近代の海軍作戦の中で最も栄光の少ない部分の中にある。機雷を船外に投下することは、空母から戦闘機を発進させるのと同じ高揚感を齎すことは困難である。更に、一般に必要なプラットフォームは、偉大な艦船のファン達を奮い立たせるようなこともない。世界中の海軍において、機雷戦は、他に比べて最も優遇されない経歴の道である。加えて、これらの武器は、簡単に秘匿されてしまうので、如何なる信頼性についてもこれを保ちつつモニターすることが基本的に難しい。中国の海軍戦略家達は、これらの特異性に着目し、機雷戦の平凡な側面を彼らの利点として利用することに熱心である―そして、彼 らは、彼ら自身の強固で攻勢的な能力が抵抗を受けないであろうと見込んでおり、故に、戦争の成り行きにこれを活用することがあり得る。最後に、最も顕著なコントラストを与える空母の開発と異なり、機雷を進歩させることは、中国の「平和的発展」を装った戦略或いは日本の様な潜在的対抗相手との軍事競争の誘因と矛盾しないのである。
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3 「四匁可動千斤」(4 オンスは千ポンドをも動かす)
機雷戦の非対称性がこの表現に表されており、中国の機雷戦分析の多くに共通する。この格言は、また、機雷敷設戦が、相手に与えた実際の戦闘被害を十分に超えるほど重大な戦略的効果を誘発することができることを示唆している。ある中国のアナリストは、機雷敷設戦が「大きな心理的圧迫」を敵に強要することを強調している。この結論は、米海軍における意見にも反響されている。その様に高い効果のある心理的武器は、単に存在するかもしれないという疑念だけで、大抵は、港を塞ぎ、水路の海運を止め、戦闘計画を中断し、そして人員、武器及び補給経路の変更を余儀なくされる。このアプローチに一致するものとして、敵を混乱させ、また、限りある対機雷戦資源の浪費を強いる目的で「囮機雷敷設」の利用が、軍事科学として議論されている。
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4 「制海一定時間一定海域」(特定期間、特定海域の制海)
人民解放軍海軍の指導者達は、絶対的な制海について、米海軍と対称的に挑むことはできな いことを認識している。南京海軍指揮・幕僚大学の学者による中国軍事科学の2005 年の記事は、「制海」についての中国の概念を述べており、即ち、米国人の概念と全く異なるものとして「中国の軍事サークルにおいて、制海とは、紛争の際、一方が特定の海域を特定 の期間支配することを意味する」と説明されている。米海軍は、全体的な海洋の支配権を求めていると言われており、人民解放軍海軍の概念はより狭義である。機雷敷設戦は、敵の勢 いを妨げ、選んだ海域に敵を仕向けるために強固な潜在能力を与えるような戦略において、 論理的に決定的な役割を果たすことができる。
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5 「巨大数量」
大量な機雷は、人民解放軍海軍に種々の運用の可能性を与え、特に適切な環境条件下では比較的旧式な機雷でさえ重要な心理的効果を与える。人民解放軍海軍のアナリスト達による湾岸戦争の分析では、上記を引き合いにして、比較的少ない敷設機雷(1,100)はイラクの機雷戦を抑制したと明確に認識したことを示している。同じ分析から、多量な機雷搭載方法の開発の必要性が想起される。更に我々は、中国のレポートが潜水艦の機雷搭載帯について論じていることについて、上記を引き合いとして来た。1945年の米国の日本に対する機雷封鎖について、ある中国の分析では、多量の機雷が決定的な要因であったと結論付けている。現在台湾封鎖に要する機雷の見積もり数は、7 千から1 万4 千個の間で様々であり、この量は、使用可能と見積られる人民解放軍海軍の機雷備蓄量の内、比較的小さな部分である。「軍事科学」は、統合封鎖作戦の経過期間中、機雷源の補充に備えることができる特定の数量を保つため、十分な機雷数を保有することの重要性を強調している。
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6 「先制」
人民解放軍のドクトリンに浸透している「先制攻撃」の概念は、特に機雷戦において大きな意味をもっている。機雷戦に関する中国の著書の中にしばしば現れるこの語句は、強い先制 の性向を示している。機雷の隠密敷設は奇襲の利点を与えるであろう。「艦船知況」の記事によれば、機雷は、戦闘作戦における先制の重要な構成要素になったとしている。334 同じ 定期刊行物の他の記事では、「改装した民間船は、特に敵が相手の戦略的意図を看破する前 の攻勢的な機雷敷設戦に適している。」と述べている。335 中国の機雷戦専門家傅金祝は、 台湾の機雷戦を評価すると、全く先取りの問題だと仄めかしており、「台湾の機雷敷設能力は既に知れているので、簡単に除去されて当然だ。」と彼は断言する。336 さらに2005 年の「艦船知況」の他の記事では、「もし機雷敷設を迅速に行うことができないならば、恐ら く戦争勃発前に機雷戦任務を達成することは不可能であろう。」とより直接的に先制について示唆している。
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7 「高・低技術」
人民解放軍海軍の著書は、機雷戦の費用対効果の性質を広く引用している。典型的で生々しいのは、2004年の「艦船知況」の記事であり、湾岸戦争においてイラクの機雷の価格1500~10000米ドルに対して、これらにより被害を受けた米艦艇の修理費が96万米ドル以上でありこれを並列している。それにもかかわらず、2004年半ばの人民海軍の主張「中国はイラクではない。・・・それは機雷を発展させてきたからだ。」を思い出すこともまた重要である。既に言及したとおり、中国は、世界で最も進み致命的な機雷を取得してきたと共に今では製造している。High-Low 技術の組み合わせを用いた機雷敷設戦は、如何なる敵の対機雷戦も複雑で難しいものにする。人民解放軍海軍は、発火機構の更新及び最も挑戦的な任務のために最も進んだ機雷に優先順位を与えることを通じて、機雷敷設戦能力の最大化を求めている。
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8 「潜水艦隠密敷設、航空機急速・多量敷設」

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中国の戦略家達は種々の敷設兵種の相対的な利点を注意深く考慮してきた。湾岸戦争におけるイラクの機雷敷設戦についての彼らの分析では、水上艦船を機雷敷設に従事させることの 広範に亘る弱点を強調している。潜水艦敷設は、潜水艦の比類ない隠密性故に港湾や策源地のような難しい目標に対する機雷攻撃に理想的と看做されている。潜水艦の最も特筆すべき 性質は、隠密性の度合いが高いことであり、これにより潜水艦敷設の機雷原は、航空機又は水上艦船敷設の機雷原に比べ敵に対しより高い危険度の維持を確実にする。この検討の前節では潜水艦による機雷敷設に焦点を当てた高いレベルの演練活動について示した。潜水艦は極めて正確な機雷敷設ができるが、その射出量は多くなくまたその出撃比率も低い。対照的に航空機は、より速くかつ効率的に機雷を敷設することができ、また潜在的には潜水艦より遙かに浅い海域に到達することができる。中国のアナリスト達は、特定のタイプの機雷を特定の場所に敷設することの効用性に影響する要素についても承知している。大連海軍大学の専門家は、その様な要素について、「水深、底質、海底形状、潮夕、海潮流、風浪、海水透明度、海水温度、海水塩分濃度、海洋生物、周囲雑音、地震及び磁気嵐」を引用している。
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9 「軍民統合」
中国の歴史的分析は、世界第2 次大戦から湾岸戦争までの範囲において、民間船舶が戦時における機雷敷設戦及び対機雷戦を実行した多くの事例を指摘している。加えて中国のアナリスト達は、国共内戦において民間船舶が実際に水路から機雷を排除したことを指摘している。2004年の「近代海軍」の記事によれば、「戦闘に参加させる民間船舶を効果的かつ迅速に組織することは、海軍作戦の戦勝に重要な保証となる」としている。続けて「中国の沿岸用の民間船舶は、現在豊富な資源であり、・・・従って膨大な海上戦力を構成する」としている。最後に、民間船舶が戦闘のために改良されるならば、機雷敷設戦/対機雷戦の任務が第一の優先順位とされるべきであると主張している。前項で記した訓練活動は、これらのアイデアが単に理論的なものに止まらないことを示している。加えて機雷敷設戦/対機雷戦のための軍民統合は、中国の戦略的な文化に一致するものである。
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10 「水中哨兵」
米空母は、中国にとって深刻な問題とされているが、それ以上に人民解放軍海軍の戦略家達が米国のSSNを懸念している証がある。人民解放軍海軍の潜水艦は、米海軍の潜水艦と真正面から闘っては旨くいかないであろうから、この脅威に対処するには機雷敷設戦が潜在的に効果があると見られている。このことから恐らく海軍民兵による沿岸海域における機雷敷設が考えられている。中国の戦略家達は、冷戦期の末期、ソ連が米国のSSNに対抗するた めの一方策として機雷戦を復活させたことを指摘している。事実、あるASW に関する中国の調査研究では、何故1980年代に新型機雷が出現したのかということについて、近代的なASWの要求に対してより適切であるからと説明している。354 ロシアのロケット上昇機雷に関する中国の詳細な分析は、「これらの武器は、回避策をとるには余りにも速くSSN を攻撃し、そしてまた米国の単殻構造の潜水艦に対しては、高い効果率が見積もられる」と結論付けている。355中国の戦略家達は、「潜水艦は、恐らくパッシブ・ソナーが機雷の位置局限に効果的でなく、そして、オーガニックなMCM能力もかなり限定されるので、機雷に対しては深刻なほど脆弱である。」と述べている。加えて、機雷脅威の奇襲性が潜水艦の対抗策の効能を恐らく減じてしまうであろう。ASWは、2007年に出版された中国の機雷 戦に関する教範の中で、任務の一つのとして繰り返し強調されており、既に赤青の対抗演習 で演練されている。「作戦理論」のスタディー・ガイドは明確に「対潜機雷ゾーン」の形成を求めている。そして中国は、特に米潜水艦を対象として設計されたPMK-2の様な高性能なロシア製の機雷を、国産の改良型と同様に取り入れてきた。機雷は、人民解放軍海軍に弱者としてもASW能力を潜在的に与えることになるので、北京(中国政府)がより強固なASW に対する姿勢をとることができる様になるまでの当座の間に合わせとなった。米潜水艦は高い残存性を有するが、敵の戦争立案者達は、Mission-Kill(任務遂行不能)となった被害潜水艦は、破壊されたものと同等と見做すであろう。
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11 「機雷管理:情報化」
情報技術の統合が現代中国における軍事改革の主要目標になっており、この目標は機雷戦にも適用される。後方管理業務の影響は、朝鮮戦争以来の優先事項であり、特に顕著である。中国海軍のアナリスト達は、異なるタイプの機雷を大量かつ効率よく運搬することの重要性を強調している。他のレポートでは、人民解放軍海軍が機雷敷設戦の後方支援について重要 視していることを示しており、例えば、機雷貯蔵庫の指導的任務の改造、情報の流れと後方管理態勢の改善、在庫機雷から陳腐化したものの規則的な間引き、技術検査及び敷設準備に関する士官及び下士官の訓練である。機雷敷設戦に不可欠な役割である後方支援との認識から、1994年3月、海軍後方支援局の「海軍後方任務職務管理規則」は、幹部及び兵士に対し、在庫監視、修理・整備及び陳腐化武器の処分を含む全ての業務に関する機雷技術を専門とするための高度な訓練について規定している。369人民解放軍海軍の武器支援部局は 、規則を発布し更に実行を促進、つまり、機雷の戦争準備のレベルから別のレベルへの転換に要する時間が短縮されてきた。2008年現在、南海艦隊のある機雷貯蔵所では、機雷の在庫管理は、最早電子製品の保守人では十分ではなく、彼らは、種々の複雑な条件の下で良 く考えて立案し、詳細な支援計画を作成しなければならないことをはっきりと認識している 。事実、システムによって自動的に作成される支援計画は、大変正確なので、ある特定の武 器モデルを表示するだけでなく、支援が必要な場所の環境条件、気象、海潮流も知らせてくれる。
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