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   2016.06.28.
 バイデン副大統領:日本は一夜で核武装可能!  
   
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習主席に圧力をかけたつもり!
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 米国のバイデン副大統領が、6月20日行われた米公共テレビPBSのインタビューで 、中国の習近平国家主席と会談した際、「我々が北朝鮮(の核問題)を解決しなければど うなるか。日本が明日にも核武装したらどうなるか」などと日本の核武装の可能性に触れ、北朝鮮の核・ミサイル開発をやめさせるよう中国に促したことを明らかにした。

 習氏との会談の時期や形式には触れなかったが、習氏に「米国を核攻撃できる兵器を製 造しようとしている北朝鮮の意図を理解すべきだ」と説得。高高度迎撃ミサイルシステム「THAAD(サード)」の在韓米軍への配備を念頭に「防衛システムを前線に展開しようと思っている」とも述べたという。

 これに対し、習氏は「待ってほしい」と述べ、米国が中国を包囲しようとしているとの警戒感をあらわにした。このため、日本の核武装の可能性を引き合いに出し、北朝鮮の説得に協力するよう求めたという。
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 北朝鮮の核・ミサイル開発を放置すれば、日本が核武装を選択するかもしれないと警告することで、北朝鮮の説得に協力するよう求めたというが、単なる口の脅しでなく、米国自身が潜在的に「日本は日米安保の影響下にある間は良いが、北朝鮮や中国の脅威が大きくなれば、一気に核武装に走る」と危惧していることを表明したに過ぎない。
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 トランプ候補が大統領になるとは限らないが、万一大統領に就任するようなことがあった場合、日米間で安保が堅持される保証はない。中朝が今のような核をちらつかせる軍事力を誇示し、米国が日本から大幅に軍事力を削減したとき、制御が効かない北朝鮮の動き次第では「自衛として、日本も核保時に走る」ということは否定できない。
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