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   2016.06.29.
 森山農水相:養鶏団体から20万受領!  
   
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昨年9月に受取りながら・失念し今年2月返した!
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選別として・理由はどうあれ癒着の根幹!
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 森山裕農相は28日の閣議後会見で、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉中の昨年9月末に、東京・永田町の議員会館で日本養鶏協会の栗木鋭三会長(当時)から「餞別」として20万円を受け取ったと明らかにした。今年2月に返金しており、法的な問
題はないとしている。
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 当時は自民党のTPP対策委員長で、現金を受け取った翌日から米アトランタのTPP閣僚会合に栗木氏らと参加した。森山氏は秘書に返却を指示したが、2月まで失念していたという。議員の失念と言う言葉ほど都合の良い言葉はない。バレそうだから返したというのが言葉の裏にある。
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 菅義偉官房長官は28日の閣議後会見で「森山氏から全て適切に処理しているとの報告 があった」と述べ、問題はないとの認識を示した。
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呆れたことに、森山氏のほか、TPP対策委員長代理だった宮腰光寛衆院議員と西川公也元農水相も現金の受領を認めた。
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 鶏卵をめぐっては、TPP合意で安価な外国産の輸入が進み、国内業界が打撃を受けるとされていた。鶏卵業界の関係者によると、養鶏協などは昨年までの交渉前後、日本が関税撤廃の対象外とするよう求めた「重要5項目など」に含めるよう、政界に働きかけていたという。
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 複数の養鶏協幹部によると、会長は今年2月にあった養鶏協の会議の際、資金提供に
ついて言及。TPP交渉で農水関係の政治家に「お世話になる」として現金を渡したという趣旨の説明をしたという。
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・「森山氏」は「預かったのはアトランタ(でのTPP)会合に行く前日の昨年9月28日 。帰ってくるとすぐ入閣だったので、事務所の人間が失念していたかも知れない」と説明 。
・「宮腰氏の事務所」は「会長から議員会館内で20万円を預かったが、寄付の趣旨が不明 だったので返金した」、
・「西川氏の事務所」は「寄付者が不明だったため返した」と回答した。
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 養鶏協は、会長の資金提供について「承知しておりません」としている。会長の家族
は「海外出張に出ており不在」と話した。
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、農林水産省によると、“養鶏協会に対する補助金は政治資金規正法で寄付が禁止されて いる補助金には該当しないという。
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