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   2016.10.06.
 九州防衛局:地元有力者の顔色伺い!  
   
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有力者に流れる金は億の金か!
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 防衛省の崎辺土壌改良工事は当初、五洋建設・上滝JVが落札できるものと地元有力者を含めた業者、材料屋、反社系統までが鍋に火をつけるまでの状態で進んできていたのに、蓋を開けてみたら大成建設・西海建設JVが落札してしまった。
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 仕込みの段階で、佐世保の地元有力者へ大枚の金が渡ることになっていたが、そのルートはT社(五洋の名義人)が五洋に持掛け、五洋は了解していた。大成JVが落札したことでそのルートの話は途切れていたが、地元有力者にとってはそんなことはどうでも良いことで、五洋の話が大成に変わろうと「出すものを出せばよい」だけであり、俺に逆らえるならやって見ろというわけだ。
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 現実、昨年の9月に佐世保のY社が海面工事を受注したが、如何せん道路屋のため海上下請けがない上に、地元有力者への挨拶で反感を買い、工事着工が延々と伸び、地元有力者の腹心業者T社へ丸投げすることで本年4~5月頃にようやく着工することができた。
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 今回も、これら有力者と腹心の部下会社が仕込んだわけだが、各種情報を集めると裏金は2000万円などという半端な金ではないようだ。この地元有力者のもとでは反社会的人物も動いているようで、その筋にも金銭が渡ることは火を見るよりも明らかだ。
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 ここに来て、地元有力者に流れる金は1億円だったというニュースをキャッチできた。
9月8日の開札で、大成・西海JVが20億3501万円で落札したのに、まだ着工しないうちに追加工事が決まっているというのだ。それなら、1億円払うのも頷ける。地元有力者も強気なのは、このカラクリを知っていればこそだ。
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 追加工事の10%なら誰も腹は傷まない。問題は、不動テトラのCI-CMC工法を何が何でも採用せよとする防衛省九州防衛局は、今回の出来レースの諸悪の根源(工法採用や地元有力者への挨拶指示)を仕切っていたのではないかという疑念も生まれている。
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 つづく
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