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   2017.02.08.
 飯塚市長選:19日告示・26日投開票!
   
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3人目が出馬表明!
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 賭けマージャン問題で辞職する斉藤守史市長の後任を決める飯塚市長選(2月19日告示、26日投開票)に、市教育長の片峯誠氏(60)が1月20日、立候補を表明した。無所属だが政党の推薦・支持を求めるかは未定という。市長選への立候補表明は元市議の小幡俊之氏(59)に次いで2人目。
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 福岡県飯塚市長選に、弁護士の小宮学氏(61)が、無所属で出馬すると明らかにした。出馬表明は3人目となった。
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 市内で記者会見した小宮氏は、自身も大学時代に友人と賭けマージャンをした経験があるとしつつ、「市長らは辞職すればいいという問題ではない」と主張した。その上で「賭けマージャンの全容解明を図り、公正で透明な市政運営をしたい」と述べた。
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 市長選には元市議で、LPガス販売会社社長の小幡俊之氏(59)と、前市教育長の片峯誠氏(60)が既に出馬を表明している。
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 麻生副総理にとって、予期せぬ飯塚市長の退任に、後釜を立てる余裕もなかった。地元にとっては、この10年斉藤市長のおかげで旨味のなかった業者や市議は利権奪還に色めき立っている。ただ、1年前には掛け麻雀のスキャンダルは仕込んでいてのに、なぜ年末なって市長に破裂させたのか。それは、福岡6区の衆院補選で麻生氏が責任者を務めた蔵内自民県連会長の息子が落選したからだと言われる。
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 6区補選は、県連蔵内陣営と自民党本部の代理戦争に麻生が参加したという捻じれだったが、麻生にとっては蔵内が不利なのは百も承知。頼まれ選対責任者を断れば、県内の選挙の足腰(市議、県議)は蔵内に握られ、衆院選の時に一切の応援がなくなることを危惧したからだ。地元では一歩も引かず、中央ではどっちでもよいという二股膏薬が、飯塚での麻生は影響力が落ち、恐れることなしと判断された。これで造反勢力が、一点集中で追い打ちをかけたのだと地元では見ている。今度の市長選では、麻生氏の出番はなさそうだ。
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 前回・飯塚市長選挙結果(2014年4月13日投票)
当 25801 斉藤 守史 65 男 無所属 現 飯塚市長
  13739 小幡 俊之 56 男 無所属 新 会社役員、元市議
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