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   2017.11.17.
 長与町上下水道:落札者は「協和機電工業㈱」だ!
   
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寄ってたかって・協和機電工業の落札へまっしぐら!
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 浄水場運転管理業務委託の入札は制限付一般競争入札で、下水道施設維持管理業務委託が公募型プロポーザル方式の入札であるが、下水道の参考業務金額として¥5億 1795万6000円の額が示されている、期間は3年なのだから1年間1億7265万円余となる。
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 議会の町の説明で取水量に関して、現在稼働中の水源の給水量ベースで1万1,930トンの取 水があり、これを1人1日の最大給水量で大体300リットルなので、これで割ると、平成31年までは現状の水源で給水可能。
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 26年度から監視カメラを設置、最初の設置が北陽台配水池、平成27年度、第3 配水池、平成28年度、第4第5配水池、今のところ、この3か所に監視カメラを設 置しており9年度の予定は、東高田の配水池に設置する予定。
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 運転管理体制は、現在委託している運転管理は、第1浄水場、第2浄水場で、各数名ずつ監視員を置いておりますけれども、この遠方監視システムの更新を行うことによりまして、第1浄水場に一元化監視体制ができるという考えを持っておりまして、最終的には、第2浄水場の夜間体制とかは、人員削減出来る。
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 水道局長は、監視システムをすることによりまして、今まで随意契約をしておりますが、契約方法の見直しも30年度に取り組めないかと検討していたしておりますと、答弁している。
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 下水道課の濱伸二課長は、支出では、第1款下水道事業費用10億2,590万5, 000円を予定しております。主なものとしまして、1項の営業費用の9億2,132万6,000円でございます。内訳としまして、下水道施設の維持管理費用などに要する費用として、管渠費、処理場費、それと今回、処理場費の中で長与浄化センター維持管理包括的民間委託支援業務の計上を行い、業者選定から決定までの条件整理を行い、平成30年度の委託から実施できないか進めてまいりたいと考えております。それから事業活動の全般に関する費用として総係費、また資産の減価償却費として4億4,596万4,000円を計上しております。
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 下水処理能は、今後とも1日平均排水量を1万1,633トンであるようで、維持管理費の委託については民間に来年30年度から、随意契約ではなくて公平な入札が予定されるという解釈良いかとの議員の質問に、濱水道課長は9月ぐらいまでに条件を整理し、29年度のうちに業者選定にうつり、30年度の委託契約に間に合わせたいという意向を示した。
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 浄水・下水とも維持管理・運転管理は協和機電工業と長い間随契できたが、長与町29年度水道事業の補正予算案では、浄水場の運転管理業務委託(平成30~32年度)額は3億6000万円であった債務負担行為の補正では5億8500万円になっており、入札書にある参考業務金額より6700万円高くなっている。
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 プロポーザル入札は、発注当局の意図とする内容に近い提案をしたところが「愛い奴じゃ」と認められ落札するシステムであるが、今回のプロポで1万トン以上の実績(地域は長崎市、時津町、長与町)とあるので、対象となる業者は頭から「協和機電工業㈱」となってしまう。そうなると、無競争となり安くなるどころか高くなる方向に進む。
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 落札者は浄水も下水も「協和機電工業㈱」となる。
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