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   2018.10.23.
 宮腰沖北相:談合企業からの献金:36万円返金へ!
   
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一部報道認め「道義的な点から返金」へ!
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 宮腰光寛・沖縄北方相は10月19日午前の閣議後の記者会見で、自身が代表を務める自民党富山県第2選挙区支部が、公正取引委員会から2014年に行政処分を受けた地元企業から献金を受け取っていたとする一部報道について「事実があることを確認した」と認めた。献金を返金することで地元企業側と合意したという。
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 同支部の政治資金収支報告書によると、関西電力発注の工事で談合していたとして公取委から行政処分を受けた地元企業から、14~16年に計36万円を受け取っていた。
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 政治資金規正法には談合企業からの献金を禁じる規定はないが、宮腰氏は道義的責任について尋ねられると「返金することで責任を果たしていきたい」と述べた。
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 週刊朝日は、2016年7月8日号で当時、TPP対策委員会の事務総長だった宮腰氏が15年、TPP交渉で渡米する際、日本養鶏協会会長(当時)から現金20万円を受け取っていたことを特報した(その後、返却)。
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宮腰氏は当時から入閣待機組だったが、養鶏マネーで後回しとなり、今回やっと入閣できた」(自民党のベテラン議員)
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 今回は身体検査はパスしたのか、と本誌が宮腰大臣の政治資金収支報告書をチェックすると、事件を起こした複数の企業から献金があった。
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 例えば、14年9月、富山県警などが、技能実習の資格で日本に滞在しているにもかかわらず、不法就労させたとして、北星ゴム工業(富山県黒部市)の入善工場(同入善町木根)を摘発し、48人は入管に引き渡し、逮捕者が出る事件があった。
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 宮腰氏の政治資金収支報告書を調べると事件後の14年12月、15年2月に計66万円の資金提供をその北星ゴムから受けていることがわかる。
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 08年4月には富山県滑川市発注の下水道工事で、談合したとして、八倉巻建設の八倉巻仁志専務(当時)らが競売入札妨害容疑で逮捕された。逮捕された八倉巻氏は裁判で談合の中心的存在とされ、執行猶予付きの有罪判決が確定している。宮腰氏は事件後の14年に八倉巻氏から100万円の個人献金を受けていた。
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 1997年1~2月には富山県入善町の排水工事を巡り、富山県警が地元の11の建設業者を逮捕・書類送検。入札価格を事前に漏らしたと富山県幹部まで逮捕されたが、この談合に加わっていた桜井建設から14年に30万円、15年に32万円、共和土木から14年に120万円、15年に約125万円を受け取った。
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 疑惑はまだある。16年に富山市議会で発覚し、14人の市議が辞職した政務活動費(1人最大月15万円支給)の不正受給事件でも名前が取り沙汰されていた。
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「事件は地元記者が情報公開制度を使って支出伝票のコピーを取得し、市議らの領収書のねつ造と水増しを見破った。15年7月にH市議が開催した市政報告会に宮腰氏ら国会議員が出席したと記されていたが、政務活動費の支出は不適切と指摘され、すでにH市議はお茶代を返還。会場費も返還せよと住民に提訴されている。宮腰大臣にも道義的な責任はあるのではないか?」(赤星ゆかり富山市議)
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 宮腰事務所はこう答えた。
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 「記憶が薄いが、7月28日17時からH市議の報告会には出席したようです。出席者にはその当時の国政全般について報告した模様です。講師料については、受領していません」
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