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   2018.11.28.
 パリ・燃料増税抗議デモ:シャンゼリゼにバリケード!
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衝突で8人負傷!
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マクロン大統領・デモ隊を非難!
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 パリのシャンゼリゼ通りで11月24日、フランス政府の自動車燃料税の増税に反対するデモが行われ、デモ隊が石畳を剥がしたりバリケードを設けたりし、治安部隊が催涙ガスと放水車で沈静化させる騒ぎに発展した。デモは17日に仏全土で28万人以上が道路を遮断した「黄色いベスト運動」の一環で、参加者は道路工事の際などに使用する安全ベストを着用した。
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 同運動は特定の主催者がおらず、インターネット交流サイト(SNS)を通じて自然発生的に行われた。AFP通信によれば、カスタネール内相は午前11時(日本時間午後7時)の時点でパリで約8000人、仏全土では約2万3000人がデモに参加したと明らかにした。
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 当局は治安部隊約3000人を動員し、エリゼ宮(大統領府)や国会周辺の警備を強化した。
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 フランスの首都パリで24日、デモ隊と警察が衝突し、内務省によると、警官2人を含む8人が負傷した。極右関係者が紛れ込んでいたとの見方も浮上する中、マクロン大統領はデモ隊を非難した。
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 マクロン氏はツイッターで警官らに謝意を表明。「彼らを攻撃した者、市民や記者を自ら襲撃した者、公職者を威圧しようとした者は恥を知るべきだ」と述べた。
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 この日の抗議活動ではデモ隊が火を放ったり、警察が催涙ガスや放水銃を使ったりする場面もあった。拘束者はパリで42人、フランス全土で130人に上っている。
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 デモの主催者は一連の出来事を「内戦」と表現し、「パリの全ての人を団結させる目的だった」と主張。今回のような事態になったのは残念だとし、「一部の極左や極右」の責任だと主張した。
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 デモは「黄色いベスト」運動と呼ばれ、当初は燃料価格高騰への抗議として始まった。ただ、最近はマクロン政権に反対するデモに発展し、インド洋にある仏領レユニオン島にも広がっている。
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 パリでは8000人のデモ隊に対し、警察が3000人を動員。市中心部ではセキュリティーフェンスも設置された。
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 カスタネール内相は記者会見で、衝突の原因はデモに紛れ込んだ極右過激主義者にあると指摘。「極右の動員があった」「治安部隊はこの状況を完全に予想していた」と述べた。
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 極右政党を率いるマリーヌ・ルペン氏はこうした批判を退け、政府による「政治的操作」の一例だと主張した。
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 フランス東部では先週、デモの参加者1人が車にはねられ死亡、200人以上が負傷していた。
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 クリストフ・カスタネール内相はこの日の騒動について、同域でのデモ禁止令を無視し、治安部隊に対し物を投げ付けるなどした極右の活動家らを非難した。同内相とパリ市警によると、130人が逮捕されうち42人がパリでの逮捕者だった。19人が負傷し、うち4人が警察官だという。
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 今回の抗議行動は1週間前、燃料価格の上昇に抗議し、数十万人のデモ参加者が蛍光色の黄色いベストを着用して道路を遮断し、自然発生的に始まった。
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 この日もフランス全土で広範囲に及ぶ交通まひがあったものの、1週間前に比べると参加者は減少。内務省の調べによると、17日午後の時点でのデモ参加者数は24万4000人だったのに対し、24日午後には8万1000人にとどまり、首都を閉鎖せよというデモ主催者らの呼び掛けは奏功しなかったものとみられる。
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 パリ市内では約8000人が街頭に出て、うち約5000人がシャンゼリゼに集結した。
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