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  2019.04.01.
 宮古島・中距離誘導弾装備:通常装備・沖縄防衛局!
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中距離多目的誘導弾の装備について説明はなかった装備!
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 上野野原の陸上自衛隊宮古島駐屯地(田中広明司令)に、敵が上陸した場合に宮古警備部隊が抗戦するための中距離多目的誘導弾が装備されることが3月29日までに分かった。沖縄防衛局によると、同駐屯地内に中距離多目的誘導弾と発射装置を保持する。防衛省は「陸上自衛隊の宮古島への部隊配備について、今後とも引き続き、地元の理解と協力を得られるよう、丁寧な説明に努める」としている。
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 これまで実施されてきた住民説明会では、26日に発足した宮古警備隊、来年度末までに配備される地対空・地対艦誘導弾について発射機が宮古島駐屯地に配備されるとの説明はあったものの、中距離多目的誘導弾の装備についての説明はなかった。
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 同局は「中距離多目的誘導弾は、小型船舶や装甲車両に対処するため警備等に用いる装備品で、誘導機能があるものの、中距離地対空誘導弾や地対艦誘導弾と比較すると能力も限られ、大きさや威力も小さい。
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普通科として一般的に装備している小銃、迫撃砲、軽装甲機動車などのほか、中距離多目的誘導弾も通常装備しているため、宮古島駐屯地(千代田地区)に発射装置とその関連弾薬を保管する。宮古島駐屯地(同)には中距離地対空、地対艦誘導弾部隊の誘導弾を保管する弾薬庫は整備せず、これらの誘導弾は保良鉱山地区の弾薬庫に保管する」と説明し理解を求めた。
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 宮古島市の下地敏彦市長は本紙の取材に対し「そのような装備の保持などについては、市民にきちんと丁寧に説明して、理解を求めてほしい」と述べた。
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中距離多目的誘導弾は高機動車に発射機と追尾装置、さらに自己評価装置を一体化したシステムを搭載し、自己完結性の高いシステムとなっている。また、発射機と照準装置の分離や、これらを降ろして地上に設置することも可能になっているが、一方中MATのように1人では運用することができない。
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製造 川崎重工業
価格 約5億円(1セット)
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性能諸元
ミサイル直径 約14cm
ミサイル全長 約1.4m
ミサイル全幅 約33cm
ミサイル重量 約26kg
誘導方式   光波ホーミング誘導 (IIR, SALHの併用)
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