|
..
米ブラジル商工会議所は何を基準で選んだのか!
.
.
ブラジル政府は5月3日、ボルソナロ大統領が13~15日に予定していた訪米を取りやめたと発表した。
.
米ブラジル商工会議所の「今年の人」に選ばれ、ニューヨークでの夕食会で表彰される予定だったが、問題発言を繰り返してきた同氏に米側の一部が非友好的な態度を示したため、へそを曲げた。
.
大統領府は声明で「ニューヨーク市長による意図的な攻撃や一部企業の圧力により、イベントはイデオロギー色を帯びた」と説明した。
.
軍人出身のボルソナロ氏は、かつて国民を苦しめた軍事独裁政権を称賛。下院議員時代には女性や同性愛者ら社会的少数派を厳しく攻撃した。夕食会の会場に予定されていた米国立自然史博物館は、言動を問題視して使用を拒否。ニューヨークのデブラシオ市長はツイッターで「ボルソナロは危険な男。博物館に感謝する」と述べていた。
.
さらに、デルタ航空やコンサルティング大手ベイン・アンド・カンパニーなども相次いで夕食会協賛の取りやめを打ち出していた。
.
|