アクセスカウンター
   2019.07.18.
ホルムズでタンカー拿捕か:米英メディア! 
   .
故障船救助とイラン!
.
.
 米英メディアは7月16日、中東のホルムズ海峡を通過していたパナマ船籍の小型石油タンカー「リア」がイラン領海に入り、13日夜から行方不明になっていると報じた。米政府はイランが拿捕した可能性があるとして警戒を強めている。
.
 これを受けて国営イラン放送は16日、ペルシャ湾で外国のタカーが故障して救助を要請したため、イラン当局がタグボートで領海にけん引したとイラン外務省報道官が発表したと伝えた。
.
 米英メディアによると、タンカーは全長約58mで、アラブ首長国連邦( UAE)のドバイを出港し、UAE東部フジャイラに向かう途中だった。
.
 イラン外務省のムサビ報道官は、ペルシャ湾で行方不明になり、技術的問題が生じていた小型石油タンカーを修理のため同国の領海内にえい航したことを明らかにした。イラン学生通信(ISNA)が伝えた。
.
 INSAによれば、パナマ船籍のタンカー「リア」のさらなる詳細については追って発表するとムサビ報道官は述べた。タンカーからの援助要請を受けてイラン当局が対応したという。
.
 タンカーに具体的に何が起きたかは、イラン側の説明でははっきりしない。AP通信によると、タンカーはホルムズ海峡を通過していたが、原因不明の状況で2日余り前に消息を絶った。APが匿名の国防当局者1人からの情報を引用したところでは、米国はイランがタンカーを拿捕したのではないかと「疑念を抱いている」という。
.
 タンカーが消息を絶ったと最初に伝えたCNNは、イランの精鋭部隊「革命防衛隊」によってタンカーが同国の領海内に強制的に連行されたと米情報当局は確信を強めているが、ペルシャ湾の複数の関係者は、タンカーが故障し、イランによってえい航されただけだと示唆したと報じていた。
.
.