2024.02.05.
	福山市民病院・入札妨害：罰金80万円の略式命令！
	. . 別工事3件でも行為確認！ . 停職6カ月の懲戒処分に！ . . 　福山市民病院（広島県福山市）は2月2日、市発注工事の設計書を業者に渡して公正な入札を妨害したとして、経営企画部の男性職員（51）が公契約関係競売入札妨害罪で罰金80万円の略式命令を受けたと発表した。病院は別の工事3件でも同種の行為が確認されたとして、男性を2日付で停職6カ月の懲戒処分とした。 . . 　病院によると、略式命令は2022年9月、水呑水道（同市水呑町）からの依頼で、市内の放課後児童クラブの設備工事の内訳が分かる書類をメールで送信、同社が工事を落札して入札の公正を害したとされる。命令は2023 年12月21日付。 . . . 　病院の聞き取りに対し、男性は「業務の参考にする」とうそを言い、市の職員から設計書を入手。別の工事でも13～22年に計3回、設計書を同社に渡したといい、男性は「業者との良好な関係を続けたかった」と話したという。 . . . 　病院職員がパソコンの履歴からメールを見つけ、市民病院が2023年9月に告発していた。男性職員は、12月に広島簡易裁判所から罰金80万円の略式命令を受け、納付した。高倉範尚・市病院事業管理者は「職員に一層の指導、徹底を図る」とコメント。 . . .