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   2024.03.06.
福岡・糸田町 福祉法人貴寿会：不適正な支出・県の特別監査！
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前の理事長らは1億円以上を“着服”！
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社会福祉法人で3億円を超える！
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　2023年7月27日、糸田町の社会福祉法人「貴寿会」（今宮一成理事長）で、少なくとも1億円超の法人資金が使途不明になっていることが分かった。借入金の返済ができないなど何らかの理由で裁判所から施設の仮差し押さえ命令を受けていたことも判明。
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　同年11月15日、「貴寿会」の理事長選任を巡る贈収賄事件で、理事候補者を選任するための理事会を開いたとの虚偽の議事録が作成されていたことが、捜査関係者への取材でわかった。福岡県警は、社会福祉法違反（収賄）容疑で逮捕された理事長の今宮一成容疑者が、意中の人物を理事にするため議事録を偽造した可能性があるとみて調べている。
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　後日、理事の選任・解任権を持つ評議員会が開かれて理事の選任が決議され、同法違反（贈賄）容疑で逮捕された元理事長の藤井諭容疑者ら3人が理事となった。藤井容疑者はその後、理事長に就いたが、23年3月に退き、同4月に今宮容疑者が復帰していた。
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　県警の発表によると、今宮容疑者は21年6～7月、藤井容疑者ら3人が理事長や理事に選任されるように権限を行使してほしいとの依頼を同容疑者から受け、2億円をもらう約束をして計9400万円を受け取った疑い。
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　2024年2月20日、前理事長らが1億円を超える金を着服したなどとして逮捕・起訴されている福岡県糸田町の社会福祉法人貴寿会について、福岡県が法人の特別監査を行ったところ、3億円を超える不適正な支出があったことが判明した。
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　県によると、貴寿会では2021年から23年までの間、請求書などがない不適正な支出が3億円以上あったほか、理事会の承認を受けずに、厚生労働省などが所管する独立行政法人から1億2000万円の新型コロナ対策の融資を受けていた。
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　県は2月20日、法人に対し再発防止を求める改善勧告を行い、3月にも取り組みの状況を報告させることにしている。
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