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議場で謝罪・辞任してほしい!
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6月26日東町長辞職願いを提出!
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東高士町長は2月末に入院し、5月23日から午前中限定で公務に復帰していた。今後の治療は再入院も含めて検討しているという。電話などによる指示は可能として職務代理者は置かない方針。
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宮崎県川南町は6月5日、東高士町長(73)が、消化器系がんの影響で6月中は自宅などで療養し、6月の町議会定例会は欠席すると発表した。
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川南町議会の6月定例会一般質問の12日、児玉助壽議員(無所属)が、胸部食道がんの療養のため定例会を欠席している東高士町長について「早く死んでもらいたい」と発言した。いったんは訂正を拒み、後に謝罪し発言を撤回した。
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児玉議員は民生委員児童委員の処遇改善策について質問する中で、「町長が3カ月公務にほとんど従事しちょらんけれど報酬を全額いただいている。民生委員は一生懸命活動している。同僚議員は(退院を願うと)心にもないことをいうが、私は民生委員の処遇をみると早く死んでもらいたいというような気持ち」と発言した。
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河野浩一議長が訂正を求めたが拒否し、議長が発言を取り消した。
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児玉議員は休憩中の取材に「町政が停滞している」として発言を訂正、撤回する考えはないと述べたが、本会議再開後に「不適切な発言をおわびし取り消します。申し訳ありませんでした」と撤回した。
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東町長は2月28日に宮崎市・県立宮崎病院に入院、3月定例会を欠席した。同病院では手術せず退院し、5月23日から一部公務に復帰したが、6月4日から再び公務を休んでいる。
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なぜ一町議が「死んで」というような過激な言葉を吐いたのか。そこには、外部から知ることができないモヤモヤしたいきさつがあるようだ。それを伺わせる一文がある。
川南町では町長が長期間、病気療養中となっているだけでなく、町政をめぐって別の問題も起きているという。
その舞台となっているのが町の文化ホールと図書館の複合施設。
2023年度まで、東京の企業が施設の指定管理者となっていたが、2024年4月からは宮崎市に拠点を置く団体に代わった。
この時の選定手続きが不透明だというのだ。
町の教育委員会は2023年12月、新年度の指定管理者の募集を始め、東京の企業と宮崎市の団体から応募があった。
河野秀二副町長と有識者らでつくる選定委員会はこれまでと同じ東京の企業を候補に選び、教育委員会に伝えた。
しかし、その後、選定委員会委員長の河野副町長が、東京の企業から提出されていた収支計画の根拠となる資料に不備があったとし、失格にしたことを教育委員会に伝えた。
この件について、選定委員7人全員が失格に合意していると説明していた。
これを受け、2024年2月、宮崎市の団体を新たに指定管理者にする議案が議会に提出され、可決された。
ところが、東京の企業を失格とすることについて、7人の委員のうち2人が合意していなかったことが明らかになり、「手続きが不透明だ」という批判が噴出した。
町の商工会などの団体から百条委員会を設置して真相を調べるよう求める請願が議会に出され、18日採決が行われた結果、反対多数で否決された。
この問題をめぐっては、「書類に不備はなかった」などとして東京の企業が失格の取り消しを求めて、町を相手に裁判を起こした。
川南町では、2023年の選挙で東町長が現職を破って当選して以降、町長派と反町長派の対立が続いてきている。
このような状況下での議会。
川南町長選は令和5年4月23日に執行された。
町長選結果
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胸部食道がんで自宅療養中の宮崎県川南町の東 高士 町長が、「治療に専念する」として、6月26日朝、辞表を提出した。
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川南町によりますと、26日午前8時50分ごろ、東町長の辞表を河野秀二副町長が代理で、町議会の河野浩一議長に提出した。
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再選挙となったとき、落選した元町長日高氏は返り咲を狙うだろう。
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