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地対艦ミサイル射撃訓練場を整備へ!
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射程100km超のミサイルの射撃場・国内初!
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防衛省は、海上の艦艇に向けて地上から発射する「地対艦ミサイル」の射撃訓練場を、小笠原諸島の南鳥島に整備する方向で調整を進めている。
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陸上自衛隊は、日本で最も東に位置する太平洋の島、南鳥島に「12式地対艦ミサイル」の射撃訓練場の整備を計画していると明らかにした。
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射程100kmを超えるミサイルの射撃場は、国内で初めてとなる。
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2026年度以降の運用開始を目指し、南鳥島がある東京都や小笠原村にはすでに計画について説明している。
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森下陸上幕僚長は「引き続き丁寧に説明し、不安や懸念の払拭に努めたい」と述べた。
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南鳥島には現在、海上自衛隊の部隊が常駐し、航空基地の滑走路など関連施設を維持・管理している。今回の整備計画では、航空基地西側の国有地を舗装して発射機を配備し、沖合の標的に向かって誘導弾を発射する。訓練用のため、爆発の危険性はないという。
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射程が百数十キロとされる「12式」の射撃訓練はこれまで、米国と豪州の広大な演習場で行われてきたが、各種調整や長距離移動が懸案となっていた。このため国内に訓練環境を整えることを検討。周辺を行き交う航空機や船舶が少ないことや、航空基地があることから南鳥島を選定した。
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南鳥島は、本州から南東におよそ2000km離れた日本で最も東にある離島で、海上自衛隊や気象庁の職員が常駐していますが、一般の住民はいない。
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