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2000年から今年8月まで・くみ取り世帯から!
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玉名市は9月27日、少なくとも2000年4月~24年8月の期間、下水道への接続がない1世帯から、使用料として約85万円を誤徴収していたと明らかにした。
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市企業局によると、11日に世帯主の男性から相談を受けた市の支援相談員が、くみ取り手数料に加え、下水道使用料も徴収していたことに気付いた。12日に別の職員が下水道の接続がないことを確認した。
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市は規程に基づき、05年4月~24年8月までの徴収分と還付加算金計約94万円を返還する。返還されるのは規程により20年分のみになるという。
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男性は現在の住居に40年以上居住していて、市に記録が残る2000年4月以降にこの男性が支払った料金の総額から計算した返還金は加算金を含め141万円余りとなりますが、返還されるのは市の規程により2005年度から20年分の94万1275円。
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市によると、誤った徴収が長年続いていた理由は現時点ではわかっていないという。
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27日までに、ほかに同様の事案は確認されていない。池本秀一企業局長は「複数職員で確認作業を行い、事務の執行管理を徹底し再発防止に努める」とした。
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市では8月以降、車検が切れた公用車の使用や、市ホームページへの個人情報の誤掲載など4件の不適切な事務処理が明らかになっている。蔵原隆浩市長は27日の定例会見で、「市民のみなさまの信頼を損なう事態となり、深くおわび申し上げる。私自身にしかるべき処分を検討する」と話した。
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一方、菊陽町は、菊陽町津久礼の杉ノ本地区の36件に対し、2024年4月から6月まで3か月分の下水道使用料の請求が漏れていたと発表。町がことし4月に下水道使用料の請求業務を大津町と菊陽町が運営する大津菊陽水道企業団に切り替える際、引き継ぎが不十分だったため3か月分計17万6710円を請求していなかったという。
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菊陽町は対象者に謝罪したうえで請求漏れとなった3か月分をさかのぼって支払うようお願いしたという。
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